[English]

 設立の趣旨

 

 

我が国の平均寿命は年毎に延び、今では世界最長寿命国の一つに入っている。 大学教授や研究者についても他の職場と同様で、定年退職後もなお健康に恵まれ、研究意欲の旺盛な人が大部分である。 第二の人生を私立大学などで教育にあたるのも一つであるが、 折角の公職からの退職を契機として、新しい形でその健康と研究意欲を社会に役立てる組織を作ろうという趣旨で1988111日に設立されたのが、このイメリタスクラブである。 2008年(平成20年)111日に創立20周年を迎えた。

すなわち、名誉教授またはこれに相当する人が、退職後、従来の所属・専門分野にとらわれることなく協同し、学問の発展に志すと共に、今までに蓄積した学識を社会に還元するための場を作ろうというのである。また、退職後も研究室を維持し、研究を発展させる意欲のある名誉教授に在職中に負けない研究事務機能を提供することにより、その人の持っている学識経験を社会に役立ててもらおうということでもある。

クラブ組織であるために、内部では自由にグループが作られ、官庁、大学、企業などとも必要に応じた協力体制を作ることが出来る。それらを通じてこのクラブがどのように発展していくか、それはクラブ会員の今後の活動と共に、これに対し社会がどのように応じるかにもよるであろう。長寿社会における学識経験者の新しい使命として社会にも役立ち、多くの支持を得て発展していくことを期待している。

 

 

 目 的

 

 

本会は、名誉教授またはこれに相当する学識経験者が、退職後、所属、専門分野を 越えて学問を発展させ、蓄積した学識を社会に還元するための場をつくることを目的とする。
(会則第3条)

 

 

 事 業

 

 

本会は、前条の目的を達成するために、次の事業を行う。
(1)
個人研究室、秘書室、談話室などからなる施設、設備の設置と運用
(2)
研究に対する諮問及び指導
(3)
研究会、講演会の企画と実施
(4)
報告書、図書などの出版  
(5)
その他本会の目的達成に必要な事項(会則第4条)

 

 

 当面 の活動

 

 

1988年(昭和63年)111日に京都パストゥール研究所5Fにクラブとして施設設備を開設した。
(公財)体質研究会の移転に伴い、2014年(平成26年)81日に生産開発科学研究所4Fに移転した。

 

 

 会費

 

 

正 会 員:

名誉教授またはこれに準じるもの

A 会 員

クラブ内にオフィスを持つもの
10万円

B 会 員

オフィスを持たずにクラブを利用するもの
1万円

維持会員:

本会の目的に賛同し、本会の事業の維持に賛助協力する 個人または法人 (任意団体を含む)
年会費 一口 20万円

研究、調査の委託、指導などについては事務局へお問い合わせください。

[クラブ事務局] 

会長:小西 淳二

606-0805 京都市左京区下鴨森本町15番地
生産開発科学研究所4F
電話:075-702-1141 Fax075-702-2141

 

 

[ トップページへ ]